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1192なニュース?
経営者よ、いつまでも暴利をむさぼるなかれ?
(2009.10.23のニュース)
アメリカの企業経営者ってのは年収が9億円とか10億円あっても当たり前らしいです。しかもサブプライム不況を引き起こして世界中から富を奪い、挙げ句の果てには公的資金注入で生き延びた金融会社のTOPでさえ9億円とかもらってるらしい。で、公的資金を注入されている企業についての話ではありますが、ようやくその給料に制限をかけようという話になったそうで、現金でもらう給料は年4000万円ほどに、ボーナスは場合によっては何億円とかにはなるにせよ自社株で支払うことになったとか。
そういう会社にも年収数百万円で働いてる従業員はいると思うのですが。同じ会社で働く人の給料の差が200倍とか300倍とかになるのはいくらなんでも、と誰でも思いますわねえ。仮に10倍としてもすごいけど。さて、日本ではどうなんでしょうか?
1192なニュース
土星の輪の外側にさらに輪が!
(2009.10.9のニュース)
これまで誰もが見てきた土星の写真。輪っかが特徴的な星だが、このほど従来の輪の外側にさらに巨大な輪があるのが発見されましたよ。従来の輪のはるか外側にあって、直径は600万〜1200万km(従来の輪の直径は約27万km)。輪を構成する岩石や氷の密度が低いのでこれまで発見されなかったらしいです。そんなものを発見できるまでに望遠鏡の性能が上がってきたということでしょうね。
木星や火星にも輪があるというし、太陽にもあるらしい。地球にもすでにデブリという輪ができはじめているのはご承知のとおり。
「ゲイトウエイ」というSF小説に、金星を回る小惑星の中に廃棄された未知の生命体の宇宙船が大量に見つかって…、というのがあったけど、望遠鏡の性能がもっととんでもなくすごいことになってくれば、ほんとにそんなものが見つかる日が来るのかもしれませんね。
「土星 巨大な輪」で検索してもらうといくつか記事が出てくるはず。
「ゲイトウエイ」(フレデリック・ポール/ハヤカワ文庫/ISBN-9784150107697)※ヒューゴー賞/ネビュラ賞W受賞の名作
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ソニーが電源のワイヤレス化に成功
(2009.10.2のニュース)
オタッキーな人に限定せずとも、電源コードというのは実にやっかいで邪魔なものです。世界中でそのコードをなくして無線で電気を送るという研究がなされてるわけですが、我らのソニーがやってくれましたよ、ついに。
60wの電気を50cm離れたところに送るのに成功したとのことですが、デスクやTV台の裏側で電気を送るだけならすでに充分ではないですか。抵抗の固まりたる電線がないということは、うまくすれば省エネにもつながるのだろうし。抵抗=熱だから温暖化にも多少は好影響があるやもしれないし。
電気関係では最近、家庭内のコンセントを交流から直流に替えて省エネや機械の小型化を図るといった研究も盛んなようです。日本のメーカーが標準規格を取ろうとずいぶん頑張ってるよう。頑張れ、日本!
20世紀の未来想像図で、人工衛星で太陽エネルギーを電気に替えて無線(レーザー光)で地球に送るなんてシステムが真剣に語られてました。そんな研究も実際どこかで進んでるのでしょうか…。
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アイヌ民族の「個人史館」建設へ
(2009.9.22のニュース)
北海道の十勝に、アイヌの人たち個人個人の経験や知ってることを紹介する「個人史館」というのを作る計画があるそうです。苦難の歴史が連綿と続いてきた中で過去を語りたがらぬお年寄りが多いそうで、そこを頑張って今のうちになんとか聞き取りをして、アイヌの人々の本当の暮らしを記録に残そうという趣旨らしいです。根気よく聞き取りをなさっている皆さんには頭が下がりますね。
2014年完成予定で、現在、アイヌの初老の方々に聞き込み調査をしているところとのこと。
箱を先に作って中身はあとから考える、みたいな脳みその構造がよくわからん人たちはこのニュースをどう読むのでしょうか?
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最終更新日 Mon, Oct 19, 2009 6:39 PM